2014年4月23日水曜日

夢中になれるもの

一週間ほど前、大学卒業後初めて勤めた会社の同僚と会った。

丸ビルのやさしい和食やさんでランチ→お茶。

彼女の長男出産を祝うために自宅を訪れて以来の、

実に25年ぶりの再会だった。

お互い年賀状には、毎年「今年こそ会おう!」と書いていながら、

これまでなかなか実現できずにいたのだ。

とても静かで自然な再会だったように思う。

それだけ彼女は変わっていなかったし、

彼女の目に映る私の姿もそうであったのだろう。


当時の仕事仲間の話から始まって、

あれこれととりとめもない話は尽きない。

そして、見せてもらった写真の数々。

そこには民族衣装風のコスチュームを見にまとい、

少女のように微笑む彼女の姿があった。

趣味でフォークダンスをやっているという。

写真の彼女は実年齢より10歳は若い!

フォークダンスってオクラホマミクサーとかマイムマイムとか、

みんなで輪になってやるやつ?

聞いてみると、それもあるけど男女で踊るペアダンスがあるとか。

しかも結構ハードなんだっていうから、驚き!

2人の子供は今は社会人と大学生になり、

自身は大病をして辛い思いをしたという。

その末に見つけた、かけがえのない「夢中になれるもの」。

それを手にした彼女はキラキラ輝いていた。

ひとことで「夢中になれるもの」といっても、なかなか出逢えるものではない。

その対象は人であったり生き物であったり物であったり、

そして形のないものだったり…


私はいくつ出逢えているだろう…

ちゃんとそれに気づくことができているだろうか?

これからの人生は、そうやってひとつひとつ夢中になれるものを探して、

心の中の宝箱に並べていこう。

そしてそれをずっとなくさないように、大切に守っていくのだ…









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