遭遇とキネマ倶楽部

この日は11月29日、“いいにくの日”です（笑）

お友達と地下鉄入谷駅で待ち合わせして

地上へ向かう階段を上がると、

交差点のあちこちに警官が立っていて何やら物々しい雰囲気。

初めは大して気にも留めずにスカイツリーなどあたりを眺めながら

言問通り沿いの歩道を歩いて行くと、

やっぱり様子がただならぬ感じ。

スカイツリーがきれいに見えました♪

要人でも通るのかしらなどと思いながら車道を振り返ると、

ちょうどその時、

黒い車の1台後のこれまた黒い車の後部座席に

なんと美智子皇后陛下のお姿が！！！

アイボリーの光沢のあるお召し物とお帽子で、

ご公務の正装でいらっしゃいました。

とっさに「美智子さま！」と歩道からお声掛けしたお友達の声に、

美智子様がこちらに向かってお手を振ってくださったのです！

しかも前後に私達2人以外は誰もいない状況。

こんな体験もう一生できない。

そんなありがたい遭遇に

テンションMAXの私達でした o(^▽^)o


あまりに舞い上がりすぎて、

今日の目的を一瞬忘れてしまいそうになるほど（笑）

そうです、この日は三浦祐太朗さんの

FC限定ライブ「青の音楽会 vol.3」に行くために

東京キネマ倶楽部に向う途中、

ほんの数分間の間に起きた出来事だったんです。


祐太朗さんのライブは何と言っても

ファンクラブ限定ライブが一番だと思います。

オールスタンディングのライブハウスでの

臨場感や盛り上がりもそれはそれでいいものがありますが、

座席が確保されていてバランスのいい音でゆったり聴けるし、

何よりも祐太朗さん本人が思い入れを持って

一曲入魂で歌ってくれるところがスペシャル感満載です。

2回目になるFCライブですが

三浦祐太朗さんのライブに行くのはこれが最後かも…

そんなことを考えながら、

かみしめるようにしっかり耳と目を全身を使って楽しみました。

自分の場合、まずはアーティストの楽曲ありきで

アーティスト本人が好きというより

楽曲やパフォーマンスが好きでライブに行くんですよね。

そこからそのアーティスト本人に興味が湧いて

人間的に魅かれたりすることはありますが、

常に新鮮な音を求める自分の欲望を満たすのには

その時々で新しく見えてくるものがないと

聴きたい気持ちを維持するのは厳しいものがあります。

自分自身を音を食べて生きている人間だと

思っているくらいですから（笑）

またふと聴きたくなったら、

ライブにお邪魔させていただこうと思います。