新しい年が始まりました。
ゆく年と来る年の境目が、だんだん薄れてくるような気がしています。
私にとっては日常が坦々と続いている感じですが、
今日はたと気付いたことがありました。
50歳を過ぎてからは特に、自分は今何かしなきゃいけない、
何ができるんだろう、何をするべきなんだろうということを
常に考えるようになりました。
それは家族に対してだったり、もちろん自分に対してでもあります。
焦りにも似たこの感情は一種の強迫観念のようなもので、
自分で自分を生きにくくさせている感覚がありました。
人は困難や逆境に遭遇しなければ、
普通にに前を向いて歩いて行くことができます。
たとえ立ち止まったり振り返ったりすることがあっても、
少しぐらいのことならまた歩き始めることができるでしょう。
私がいくら頑張ってみたところで、
降りかかる火の粉をすべて払いのけることは到底できません。
それを心配したり恐れたりしても、
誰にも多かれ少なかれ必ずあることです。
私にはそれをどうにかすることはできないけれど、
手を差し出したり肩をかしたり、
背中を押すぐらいのことはできるかもしれません。
何か大きなことを成し遂げることはできなくても、
些細なことでもできることをすれば
それはそれで十分価値があることではないか…
そんなふうに考えることができるようになりました。
これまでは気負いがあったのかもしれません。
こう考えるようになってからは随分楽になりました。
どーんと構えて行こうと思います。
自分の心が折れてしまったら…その時はその時です。
いつまでできるかわかりませんが、やってみようと思っています。
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