2014年1月3日金曜日

新年に思うこと

新しい年が始まりました。

ゆく年と来る年の境目が、だんだん薄れてくるような気がしています。

私にとっては日常が坦々と続いている感じですが、

今日はたと気付いたことがありました。


50歳を過ぎてからは特に、自分は今何かしなきゃいけない、

何ができるんだろう、何をするべきなんだろうということを

常に考えるようになりました。

それは家族に対してだったり、もちろん自分に対してでもあります。

焦りにも似たこの感情は一種の強迫観念のようなもので、

自分で自分を生きにくくさせている感覚がありました。


人は困難や逆境に遭遇しなければ、

普通にに前を向いて歩いて行くことができます。

たとえ立ち止まったり振り返ったりすることがあっても、

少しぐらいのことならまた歩き始めることができるでしょう。

私がいくら頑張ってみたところで、

降りかかる火の粉をすべて払いのけることは到底できません。

それを心配したり恐れたりしても、

誰にも多かれ少なかれ必ずあることです。

私にはそれをどうにかすることはできないけれど、

手を差し出したり肩をかしたり、

背中を押すぐらいのことはできるかもしれません。

何か大きなことを成し遂げることはできなくても、

些細なことでもできることをすれば

それはそれで十分価値があることではないか…

そんなふうに考えることができるようになりました。


これまでは気負いがあったのかもしれません。

こう考えるようになってからは随分楽になりました。

どーんと構えて行こうと思います。

自分の心が折れてしまったら…その時はその時です。

いつまでできるかわかりませんが、やってみようと思っています。









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